中東で吹いた風はシナでも吹くか?
愈々内戦の様相を呈してきたリビア情勢ではあるが自分のマイミクさんの日記で興味深い話があったので転載させて頂いた。
<日記タイトル:カダフィー、ついに「民衆の敵」に >
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1678537480&owner_id=12232314&comment_count=12
mixiに入れる方はどうぞ。
{(以下転載)
■「天安門事件のようにデモ隊を叩き潰す」カダフィ氏、退陣拒否も政権の亀裂拡大(MSN産経 2/23)
騒乱が続くリビアでオベイディ公安相が22日夜、反体制派に合流するとして辞任を表明、軍部隊に対し、最高指導者カダフィ大佐(68)への反乱を呼びかけた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラが、声明を読み上げる公安相の映像を放映した。政権中枢からも公然とカダフィ氏排除の動きが出始めたことで、カダフィ政権はますます危機的な状況に陥っている。
軍出身のオベイディ氏は一連の反体制デモ発生後、デモ隊に対する外国人傭兵(ようへい)部隊の投入に反対したとされる人物。同国北東部の部族出身で、東部住民や軍に影響力があるといわれる。オベイディ氏は辞任後、中東の衛星テレビ局アルアラビーヤとの電話インタビューで、現在は北東部にある第2の都市ベンガジにいることを明らかにした。
カダフィ大佐は同日夕、国営テレビで1時間以上にわたり演説、「国を去ることはない。死んで殉教者となるまで(国を)導く」「最後の血の一滴まで戦う」「(中国の)天安門事件のようにデモ隊を叩きつぶす」などと述べ、改めて退陣や亡命を否定した。
その上でカダフィ氏は、「(自分が去れば)米国が占領に来る。リビアをアフガニスタンやイラクのようにしたいのか」と絶叫、自らの権力維持を正当化するとともに、デモ隊に対する武力行使の停止を求める国際社会の圧力に屈しない姿勢を示した。
また、一連の反体制デモは外国勢力の陰謀だと主張し、「事実がねじ曲げられて伝えられている」と、外国メディアを非難した。
一方、22日夜に緊急会合を開いたアラブ連盟(本部カイロ)は、リビア政府が反体制デモ隊の要求に応じるとともに、国民の安全を保障するまで、同連盟のすべての会合への参加資格を停止すると決めた。3月に再び会合を開き、リビア政府の取り組みを検討するとしている。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110223/mds11022308570011-n1.htm
>「天安門事件のようにデモ隊を叩きつぶす」
おい・・・
■<リビア>武装住民、「解放区」の高揚…北東部ルポ(毎日JP 2/23)
リビアで最高指導者カダフィ大佐の41年にわたる独裁支配に反発した住民らが蜂起、支配権を確保した同国北東部の町イムサードに22日夜(日本時間23日未明)入った。自動小銃を肩に警備にあたる若者たちは、人生で初の「自由」に満面の笑みを見せながら「国民を殺したカダフィは許せない。すぐに去るべきだ」と語った。
◇「自由なリビアへようこそ」
「向こうは無政府状態だよ」。エジプト側国境の職員に送り出されてリビア側にたどり着いたのは宵闇も迫るころ。武装した男たちの一群が出迎えた。
「どこから来た」と問われ「日本だ」と答えると、「自由なリビアへようこそ」と歓迎された。パスポートを出すとチェックしただけで返してくれた。正式の入管手続きを行う職員の姿は見えない。男たちの身なりもばらばら。地元の住民がボランティアで警備などにあたっているようだ。
男たちは「これを見てくれ」と黒いアラビア文字が書き付けられた壁を指してみせた。「1月25日革命の息子たちよ、安全と共にあれ」。民衆蜂起でムバラク独裁政権を打倒した隣国エジプトの人々へのエールだ。
赤いベレー帽に緑の制服姿でAK47自動小銃を右肩から下げた国境警備隊員だというアティヤさん(30)が「外国人の雇い兵を投入し、女性や子供まで殺害したカダフィは許せない。すぐに権力の座を去るべきだ」と激しい口調で語った。
アティヤさんは、15日にリビア東部の同国第2の都市ベンガジで反体制デモが発生した後、重火器まで使用した政府の容赦ない弾圧で親族を失ったという。「国民を殺す指導者にはついていけない」とはき捨てるように言った。
イムサードに住む自営業、ムスタファさん(23)は「40年以上も貧困が続き、自由を語る人は国外に追い出された」とカダフィ体制に怒りをぶつけた。
通りを行く車はさかんにクラクションを鳴らし、銃を上空に向けて発砲する人もいる。道端に集まる男たちにカメラを向けると、独裁体制から解放された喜びからか、熱狂的なダンスも始まった。
リビア東部地域の主要都市は反体制派住民の支配下に入った模様だ。だが、カダフィ氏は22日の演説でも辞任を断固拒否している。
リビア西部は今もカダフィ氏側につく軍が残り、反政府デモへの容赦ない弾圧が続く。ベンガジや首都トリポリでは負傷者用の医薬品不足の情報も出ており、治安も不安定だ。アティヤさんは「国連は医薬品や食料を供給してほしい」と訴えた。【イムサード(リビア北東部)和田浩明】
http://mainichi.jp/select/world/mideast/news/20110223k0000e030034000c.html
毎日にしてはまともなルポ。
(関連ブログ)
●宮崎正弘の国際ニュース・早読み(カダフィの断末魔)発行日:2/22
中東の番犬、狂気の指導者といわれたカダフィのリビア。イスラム法学者は彼への銃撃命令を出した。
カダフィの四十一年にわたる狂気の独裁は崩壊の秒読みとなった。
英米情報部によればパンナム爆破事件の黒幕。日本赤軍はじめ、数々のテロ事件を支援したカダフィは夥しい奇行でも知られた。外国を訪問してもテントで暮らした。ウクライナの美女を四人いつも側に侍らせていた。
レーガン政権のときに住んでいたテントを米軍に空爆されて、一瞬おとなしくなり、さらに2003年のイラクのフセイン政権崩壊を目撃してからは突如、米国と関係改善に乗り出した。
条件はリビア石油開発だった。
とはいえ欧米の呼びかけた自由化、民主化には貸す耳を持たず、リビア国内マスコミはカダフィ礼賛一色。あまつさえカダフィの個人崇拝を強要するテレビ番組作りなどは北朝鮮に酷似した強権支配政治だった。
一方で縁故主義と同じ部族優遇政策は、リビア社会を構成する他の部族の反感を誘っていた。
砂漠の国=リビアは所詮、部族のいがみ合い、対立、合従連衡の世界である。
エジプト崩壊直後から、民主化要求の嵐はリビア各地に吹き荒れ、カダフィは軍隊に初期のデモ段階から躊躇なく実弾使用を命令、また評判の悪いカダフィの次男=サイフルイスラムが2月21日にテレビ演説を行い、「最後の銃弾一発まで戦う」と宣言した。
「リビアは内戦の危機にある。首長国や小国家を作る陰謀が存在する」と次男は言い放ち、政権延命のためには自らの失政を他者へすりかえて、責任転嫁をこころみた。かえって郡内の反感を生んだようだ。
2月19日、リビア第二の都市ベンガジでは銃撃された犠牲者の葬儀に参加していた住民数千人に向かってカダフィの治安部隊が発砲し、またデモ隊に片っ端から銃撃した。
デモ隊と治安部隊の衝突で住民200人、北東部デルナで50人の合計250人前後が死亡した。これは「中東の天安門事件」である。この衝撃が及ぶ範囲は中東・北アフリカにとどまらないだろう。
▼土壇場で反旗が翻って。。。
国連代表部にいるリビア代表も立ち上がる。2月21日、ニューヨーク国連本部で会見したダバシ次席大使は「現在リビアで行われていることは人道犯罪であり、戦争犯罪だ」とカダフィ退陣を要求した。「これはリビア国民に対する虐殺である」とし、カダフィは、直ちに退陣して国外に去るよう要求した。
軍内に異変がおきた。
軍は国民に発砲したが、それに衝撃をうけた一部の軍人が民衆の側へ寝返り、空軍パイロットのふたりが空爆を拒否して、マルタへ亡命するなど、軍に地震のような動揺が起きた。
カダフィ政権への徹底抗戦を主唱した第二の都市、ベンガジはムスラタ族など諸部族が街の支配権を握った。
また東部一帯を支配するズワイヤ族も欧州への石油輸出をとめる動きがでた。
アルジャジーラ(2月22日)が報じたところに拠ればリビア軍将校団は声明を出し、兵士に対し最高指導者カダフィ大佐を排除するため、民衆に合流を呼び掛けた。カダフィ体制の崩壊は秒読みに入った。この事実経過が本当だとすれば、軍のクーデタである。
スンニ派のイスラム法学者カラダウィ師は「(カダフィ大佐を)リビアから排除するためリビア軍兵士は大佐を銃撃すべきだ」というファトワ(法的見解)を示した。
カダフィは逃げるか、それとも最後の決戦を挑んで壮烈に死ぬか。それは美意識の問題だろう。
http://www.melma.com/backnumber_45206_5113297/
このまま内戦に発展の恐れも。
やけくそになったカダフィーに対し、他国の介入の余地は?
(関連動画)
●【反独裁政権】内乱状態のリビアと、情報統制を敷く中共(you tube)
http://www.youtube.com/watch?v=0gM-IPktksY
そして中国では?
■中国、社会不満あおる報道認めず 反政府機運の芽警戒(共同47news 2/22)
中国共産党宣伝部が21日、国内メディアに対し、当局の強制による立ち退き問題など庶民の不満をあおりかねない報道をしないよう新たに通知したことが分かった。中国メディア関係者が22日明らかにした。
チュニジアの「ジャスミン革命」に触発され、インターネット上で政治改革などを求める集会を先週末に開催しようとの呼び掛けがあったのを受けた措置で、中国当局には反政府機運の芽を徹底的に摘む狙いがある。
関係者によると、宣伝部は当局による住宅の立ち退きや、食の安全、大学生の就職難、ガソリン代の値上げに関わる問題などを列挙。こうした「負の側面」を取り上げる報道をしないよう国内メディアに通知した。
宣伝部は既に各メディアに、中東諸国の一連の政変についての報道は中国国営通信、新華社の記事使用に限定するよう指示。ネット上での民主化集会呼び掛けを受け、19日には集会予定場所に各メディアの記者が行かないよう通知していた。
中国当局はインターネットや携帯電話のショートメールの規制も強化。ショートメールを同時に複数の宛先に送信できる携帯電話会社のネットサービスも20日から使用が停止された。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022201000551.html
■中国、反政府デモ抑えるためソーシャルメディアの規制を強化へ(WSJ 2/22)
http://jp.wsj.com/World/China/node_186001
胡錦涛も沈静化に躍起になっているようです。
(以上転載終わり)}
自分の考えなのだがシナは残念ながら中東諸国の様な状況にはならないのではないだろうか。
四五、六四両天安門事件が物語る様にいざとなれば自国民すら平然と虐殺出来るのが人民解放軍と言う名のシナ畜共産党の私兵集団である。
あくまでも奴等は共産党の私兵でありシナの国軍ではない。
<中国を民主化から守る堅牢組織とネット検閲技術>
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5483
ここでも語られているがシナ畜共は情報の重要性を良く理解している。
それ故に一件杜撰に見えるがその実正に“天網粗々にして漏らさず”を地で行くシステムなのだ。
中国、27日にも集会予定 作戦名は「両会」
MSN産経ニュース:2011.2.23 20:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110223/chn11022320030003-n1.htm
にもかかわらず民主化勢力の残りカスが抵抗を試みようとしているがこれもまた失敗に終わるだろうな。
斯くしてこのままでは確実に“第三次天安門事件”が起こるだろう。
結局シナに民主主義など根付く筈もない。
例え首尾良く共産党政権を打倒したとしてもその後に来るのは確実に混沌と内戦だ。
そう、シナは紀元前のレベルにまで先祖返りするのである。
やがて別の“何か”が共産党に取って代わり力と恐怖で支配するだろう。
そうでなければ多民族を纏められないからだ。
シナ畜に我々の常識を当て嵌めるな、我々の尺度で奴等を測るな。
我等日本人にとってシナ畜は不倶戴天の怨敵であり決して理解し合えない関係なのだ。
日本国民に告ぐ、シナ畜に心許す事勿かれ!!!!
<日記タイトル:カダフィー、ついに「民衆の敵」に >
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1678537480&owner_id=12232314&comment_count=12
mixiに入れる方はどうぞ。
{(以下転載)
■「天安門事件のようにデモ隊を叩き潰す」カダフィ氏、退陣拒否も政権の亀裂拡大(MSN産経 2/23)
騒乱が続くリビアでオベイディ公安相が22日夜、反体制派に合流するとして辞任を表明、軍部隊に対し、最高指導者カダフィ大佐(68)への反乱を呼びかけた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラが、声明を読み上げる公安相の映像を放映した。政権中枢からも公然とカダフィ氏排除の動きが出始めたことで、カダフィ政権はますます危機的な状況に陥っている。
軍出身のオベイディ氏は一連の反体制デモ発生後、デモ隊に対する外国人傭兵(ようへい)部隊の投入に反対したとされる人物。同国北東部の部族出身で、東部住民や軍に影響力があるといわれる。オベイディ氏は辞任後、中東の衛星テレビ局アルアラビーヤとの電話インタビューで、現在は北東部にある第2の都市ベンガジにいることを明らかにした。
カダフィ大佐は同日夕、国営テレビで1時間以上にわたり演説、「国を去ることはない。死んで殉教者となるまで(国を)導く」「最後の血の一滴まで戦う」「(中国の)天安門事件のようにデモ隊を叩きつぶす」などと述べ、改めて退陣や亡命を否定した。
その上でカダフィ氏は、「(自分が去れば)米国が占領に来る。リビアをアフガニスタンやイラクのようにしたいのか」と絶叫、自らの権力維持を正当化するとともに、デモ隊に対する武力行使の停止を求める国際社会の圧力に屈しない姿勢を示した。
また、一連の反体制デモは外国勢力の陰謀だと主張し、「事実がねじ曲げられて伝えられている」と、外国メディアを非難した。
一方、22日夜に緊急会合を開いたアラブ連盟(本部カイロ)は、リビア政府が反体制デモ隊の要求に応じるとともに、国民の安全を保障するまで、同連盟のすべての会合への参加資格を停止すると決めた。3月に再び会合を開き、リビア政府の取り組みを検討するとしている。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110223/mds11022308570011-n1.htm
>「天安門事件のようにデモ隊を叩きつぶす」
おい・・・
■<リビア>武装住民、「解放区」の高揚…北東部ルポ(毎日JP 2/23)
リビアで最高指導者カダフィ大佐の41年にわたる独裁支配に反発した住民らが蜂起、支配権を確保した同国北東部の町イムサードに22日夜(日本時間23日未明)入った。自動小銃を肩に警備にあたる若者たちは、人生で初の「自由」に満面の笑みを見せながら「国民を殺したカダフィは許せない。すぐに去るべきだ」と語った。
◇「自由なリビアへようこそ」
「向こうは無政府状態だよ」。エジプト側国境の職員に送り出されてリビア側にたどり着いたのは宵闇も迫るころ。武装した男たちの一群が出迎えた。
「どこから来た」と問われ「日本だ」と答えると、「自由なリビアへようこそ」と歓迎された。パスポートを出すとチェックしただけで返してくれた。正式の入管手続きを行う職員の姿は見えない。男たちの身なりもばらばら。地元の住民がボランティアで警備などにあたっているようだ。
男たちは「これを見てくれ」と黒いアラビア文字が書き付けられた壁を指してみせた。「1月25日革命の息子たちよ、安全と共にあれ」。民衆蜂起でムバラク独裁政権を打倒した隣国エジプトの人々へのエールだ。
赤いベレー帽に緑の制服姿でAK47自動小銃を右肩から下げた国境警備隊員だというアティヤさん(30)が「外国人の雇い兵を投入し、女性や子供まで殺害したカダフィは許せない。すぐに権力の座を去るべきだ」と激しい口調で語った。
アティヤさんは、15日にリビア東部の同国第2の都市ベンガジで反体制デモが発生した後、重火器まで使用した政府の容赦ない弾圧で親族を失ったという。「国民を殺す指導者にはついていけない」とはき捨てるように言った。
イムサードに住む自営業、ムスタファさん(23)は「40年以上も貧困が続き、自由を語る人は国外に追い出された」とカダフィ体制に怒りをぶつけた。
通りを行く車はさかんにクラクションを鳴らし、銃を上空に向けて発砲する人もいる。道端に集まる男たちにカメラを向けると、独裁体制から解放された喜びからか、熱狂的なダンスも始まった。
リビア東部地域の主要都市は反体制派住民の支配下に入った模様だ。だが、カダフィ氏は22日の演説でも辞任を断固拒否している。
リビア西部は今もカダフィ氏側につく軍が残り、反政府デモへの容赦ない弾圧が続く。ベンガジや首都トリポリでは負傷者用の医薬品不足の情報も出ており、治安も不安定だ。アティヤさんは「国連は医薬品や食料を供給してほしい」と訴えた。【イムサード(リビア北東部)和田浩明】
http://mainichi.jp/select/world/mideast/news/20110223k0000e030034000c.html
毎日にしてはまともなルポ。
(関連ブログ)
●宮崎正弘の国際ニュース・早読み(カダフィの断末魔)発行日:2/22
中東の番犬、狂気の指導者といわれたカダフィのリビア。イスラム法学者は彼への銃撃命令を出した。
カダフィの四十一年にわたる狂気の独裁は崩壊の秒読みとなった。
英米情報部によればパンナム爆破事件の黒幕。日本赤軍はじめ、数々のテロ事件を支援したカダフィは夥しい奇行でも知られた。外国を訪問してもテントで暮らした。ウクライナの美女を四人いつも側に侍らせていた。
レーガン政権のときに住んでいたテントを米軍に空爆されて、一瞬おとなしくなり、さらに2003年のイラクのフセイン政権崩壊を目撃してからは突如、米国と関係改善に乗り出した。
条件はリビア石油開発だった。
とはいえ欧米の呼びかけた自由化、民主化には貸す耳を持たず、リビア国内マスコミはカダフィ礼賛一色。あまつさえカダフィの個人崇拝を強要するテレビ番組作りなどは北朝鮮に酷似した強権支配政治だった。
一方で縁故主義と同じ部族優遇政策は、リビア社会を構成する他の部族の反感を誘っていた。
砂漠の国=リビアは所詮、部族のいがみ合い、対立、合従連衡の世界である。
エジプト崩壊直後から、民主化要求の嵐はリビア各地に吹き荒れ、カダフィは軍隊に初期のデモ段階から躊躇なく実弾使用を命令、また評判の悪いカダフィの次男=サイフルイスラムが2月21日にテレビ演説を行い、「最後の銃弾一発まで戦う」と宣言した。
「リビアは内戦の危機にある。首長国や小国家を作る陰謀が存在する」と次男は言い放ち、政権延命のためには自らの失政を他者へすりかえて、責任転嫁をこころみた。かえって郡内の反感を生んだようだ。
2月19日、リビア第二の都市ベンガジでは銃撃された犠牲者の葬儀に参加していた住民数千人に向かってカダフィの治安部隊が発砲し、またデモ隊に片っ端から銃撃した。
デモ隊と治安部隊の衝突で住民200人、北東部デルナで50人の合計250人前後が死亡した。これは「中東の天安門事件」である。この衝撃が及ぶ範囲は中東・北アフリカにとどまらないだろう。
▼土壇場で反旗が翻って。。。
国連代表部にいるリビア代表も立ち上がる。2月21日、ニューヨーク国連本部で会見したダバシ次席大使は「現在リビアで行われていることは人道犯罪であり、戦争犯罪だ」とカダフィ退陣を要求した。「これはリビア国民に対する虐殺である」とし、カダフィは、直ちに退陣して国外に去るよう要求した。
軍内に異変がおきた。
軍は国民に発砲したが、それに衝撃をうけた一部の軍人が民衆の側へ寝返り、空軍パイロットのふたりが空爆を拒否して、マルタへ亡命するなど、軍に地震のような動揺が起きた。
カダフィ政権への徹底抗戦を主唱した第二の都市、ベンガジはムスラタ族など諸部族が街の支配権を握った。
また東部一帯を支配するズワイヤ族も欧州への石油輸出をとめる動きがでた。
アルジャジーラ(2月22日)が報じたところに拠ればリビア軍将校団は声明を出し、兵士に対し最高指導者カダフィ大佐を排除するため、民衆に合流を呼び掛けた。カダフィ体制の崩壊は秒読みに入った。この事実経過が本当だとすれば、軍のクーデタである。
スンニ派のイスラム法学者カラダウィ師は「(カダフィ大佐を)リビアから排除するためリビア軍兵士は大佐を銃撃すべきだ」というファトワ(法的見解)を示した。
カダフィは逃げるか、それとも最後の決戦を挑んで壮烈に死ぬか。それは美意識の問題だろう。
http://www.melma.com/backnumber_45206_5113297/
このまま内戦に発展の恐れも。
やけくそになったカダフィーに対し、他国の介入の余地は?
(関連動画)
●【反独裁政権】内乱状態のリビアと、情報統制を敷く中共(you tube)
http://www.youtube.com/watch?v=0gM-IPktksY
そして中国では?
■中国、社会不満あおる報道認めず 反政府機運の芽警戒(共同47news 2/22)
中国共産党宣伝部が21日、国内メディアに対し、当局の強制による立ち退き問題など庶民の不満をあおりかねない報道をしないよう新たに通知したことが分かった。中国メディア関係者が22日明らかにした。
チュニジアの「ジャスミン革命」に触発され、インターネット上で政治改革などを求める集会を先週末に開催しようとの呼び掛けがあったのを受けた措置で、中国当局には反政府機運の芽を徹底的に摘む狙いがある。
関係者によると、宣伝部は当局による住宅の立ち退きや、食の安全、大学生の就職難、ガソリン代の値上げに関わる問題などを列挙。こうした「負の側面」を取り上げる報道をしないよう国内メディアに通知した。
宣伝部は既に各メディアに、中東諸国の一連の政変についての報道は中国国営通信、新華社の記事使用に限定するよう指示。ネット上での民主化集会呼び掛けを受け、19日には集会予定場所に各メディアの記者が行かないよう通知していた。
中国当局はインターネットや携帯電話のショートメールの規制も強化。ショートメールを同時に複数の宛先に送信できる携帯電話会社のネットサービスも20日から使用が停止された。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022201000551.html
■中国、反政府デモ抑えるためソーシャルメディアの規制を強化へ(WSJ 2/22)
http://jp.wsj.com/World/China/node_186001
胡錦涛も沈静化に躍起になっているようです。
(以上転載終わり)}
自分の考えなのだがシナは残念ながら中東諸国の様な状況にはならないのではないだろうか。
四五、六四両天安門事件が物語る様にいざとなれば自国民すら平然と虐殺出来るのが人民解放軍と言う名のシナ畜共産党の私兵集団である。
あくまでも奴等は共産党の私兵でありシナの国軍ではない。
<中国を民主化から守る堅牢組織とネット検閲技術>
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5483
ここでも語られているがシナ畜共は情報の重要性を良く理解している。
それ故に一件杜撰に見えるがその実正に“天網粗々にして漏らさず”を地で行くシステムなのだ。
中国、27日にも集会予定 作戦名は「両会」
MSN産経ニュース:2011.2.23 20:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110223/chn11022320030003-n1.htm
にもかかわらず民主化勢力の残りカスが抵抗を試みようとしているがこれもまた失敗に終わるだろうな。
斯くしてこのままでは確実に“第三次天安門事件”が起こるだろう。
結局シナに民主主義など根付く筈もない。
例え首尾良く共産党政権を打倒したとしてもその後に来るのは確実に混沌と内戦だ。
そう、シナは紀元前のレベルにまで先祖返りするのである。
やがて別の“何か”が共産党に取って代わり力と恐怖で支配するだろう。
そうでなければ多民族を纏められないからだ。
シナ畜に我々の常識を当て嵌めるな、我々の尺度で奴等を測るな。
我等日本人にとってシナ畜は不倶戴天の怨敵であり決して理解し合えない関係なのだ。
日本国民に告ぐ、シナ畜に心許す事勿かれ!!!!
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