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安全保障を軽んじた結果<鈴木会長へ~三橋貴明の「新」日本経済新聞、より~>

 今回も購読しているメルマガより転載させて頂きました。

 <以下転載>

 
 FROM 東田剛

 報道によると、2月26日、スズキの鈴木修会長が、TPPの交渉で軽自動車の税制が問題となっている点について「TPPと軽の関係は全然ない」と述べ、軽自動車の税制を参入障壁と指摘する米国メーカーの主張は「こじつけであり、何が何だかさっぱり分からない」と批判したそうです。

 今更、何を言っているのでしょうね。

 「TPPと軽の関係は全然ない」って、鈴木会長はTPPを何だと思っていたのでしょうか?
 どうせ、農業の問題だと高をくくっていたのでしょう。

 しかし、この二年間、数多くのTPP反対論者が、米国の要求はこじつけが多いこと、TPPは農業だけの問題ではないこと、米国のTPPの目的は輸出拡大であり、非関税障壁もターゲットであることを何度も指摘してきました。

 また、米国通商代表部の外国貿易障壁報告書は、毎年、日本の自動車市場の閉鎖性を問題視しています。TPPと軽の関係が全然ないはずがありません。

 まさか、鈴木会長、「交渉に参加もしないのは、おかしい」とか「交渉に参加して有利なルールを作る」いう議論を真に受けてませんでしたか?

 自動車税制に対する米国の要求は、TPP交渉参加のための条件なんです。これをクリアしないと交渉参加を許されません。交渉に参加したときには、もう自動車税制は変えられてしまっているのです。
 でも、産業競争力会議のメンバーたちは、交渉参加を「マスト」だと言っていますので、軽自動車の税制を変えるのも「マスト」だということです。

 というわけで鈴木会長、TPP交渉に参加しなくても、交渉はすでに始まっているのですよ。日本は、すでに対米交渉に参加しているのに、「交渉に参加もしないのは、おかしい」って言ってたわけです。

 ついでに、経済財政諮問会議の伊藤元重東大教授は、「TPP抜きに成長戦略は成り立たない」「非関税分野でも踏み込んだTPPがまとまれば、今後の経済連携のひな型になる可能性がある」と言っています。

 鈴木会長が非関税分野である自動車税制をあきらめないと、成長戦略も今後の経済連携も成り立たないということになっているのです。自動車業界を所管する経済産業省も、先頭に立ってTPPを推進しています。

 鈴木会長、自動車税制という既得権益にこだわってはいけません。保護なしで競争した方が、軽自動車の競争力は強くなりますよ。あるいはもっと海外展開すればいいじゃないですか。産業界は農業に対してそう言ってきたのですよ。軽自動車にできないはずがないでしょう。

 だいたい、自動車税制が米国有利にさせられることなど、米韓FTAを見れば一目瞭然だったはずでしょう。
 え、「二国間交渉と違って、TPPは多国間交渉だから一方的には不利にならないと聞いた」って?

 だから~、交渉に参加する前の事前協議は、米国との二国間交渉なんですよ。
 そこで米国は、自動車とか保険とか、獲りたいものを色々獲ってから、日本をTPP交渉に参加させるのです。
 今年中に交渉を終わらせたい米国としては、その方が手っ取り早いわけです。

 というわけで、鈴木会長、「何が何だかさっぱり分からない」なんてことは、全くないのです。


 <以上転載了>


 自分も前々から述べているがTPPの本質は“日本の完全なるアメリカ化”にあるのだ。
 単純に貿易だけならば今迄のFTAやら何やらを改定すれば済む話である。しかし、この期に及んで何故TPPなる物を作り上げたのか?
 目的は唯一つ、日本の総てを完全に米国に拠点を持つ国際多国籍企業の支配下に置いてしまう為にTPPなる奇妙奇天烈な条約を作り上げた。その象徴とも言えるのが“ISD条項”、“ラチェット規約”、そして“非関税障壁撤廃”なのだ。
 要するにTPPは“窮極のジャイアニズム俺(アメリカ)のモノは俺のモノお前(日本)のモノも俺のモノ”である。
 故に自分は今までも「断固参加すべからず」の立場を取っているし、今後も変わらない。
 だが、悲しきかな安全保障を“人質”に取られている以上日本政府、安倍首相は苦渋の決断をしなければならない可能性が高いのだ。
 それもこれも今から62年前のサンフランシスコに於いて、故吉田元首相によって為された“安全保障丸投げ”が斯様な結果を齎したのだ!!
 その直後辺りから共産主義者化した帰還兵による共産主義運動が活発化。その後の60年安保闘争や70年安保闘争による成果なのか社会党が势力を拡大させ、憲法無効確認すらままならず現代にまで至る。
 その結果が今回のTPP交渉に影を落としていると言う事だ。それもこれもサンフランシスコ講和条約締結後62年間安全保障を蔑ろに軽んじてきた。それ故の為体以外の何者でも無い。
 外交と安全保障(軍事)は表裏一体である。その事をまざまざと見せつけたのが今回のTPP交渉なのだ。
 そんな中でも安倍首相は及第点以上の働きをしているのは自分も認める所だし、根も葉もない噂など信じはしない。
 問題は寧ろ国民の側にあるのではないだろうか?
 TPPが嫌ならば日本の安全は日本人自身が責任持って確保する。斯様な当たり前を果たして現在の日本国民の多数派を占める“B層”、即ち大衆と言う名の愚民共は許容出来るだろうか?
 肝心要のマスメディアは米国、支那、朝鮮の手先(抑々“WGIP:ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム”<参照|WGIP~イエローモンキー共よ、永遠に謝罪し続けろ~ :http://taturugiya.blog111.fc2.com/blog-entry-1001.html>に基いて造られたのが日本のマスメディア、マスゴミだからな)。
 以前にも日本の安全保障を日本人自身が責任をもって行う為の取り組みが幾度と無く試みられたがその都度マスゴミが旗振り役を務め、大衆B層を煽動し、ミスリードに導いた。翻って大衆B層は相も変わらず「政治なんて誰がやっても~」などと安易極まりないニヒリズムに浸り自己弁護の末惰眠を貪る。
 おまけに大衆B層がインターネットでやる事と言えば“エロサイト”か“ショッピングサイト”を利用する程度。
 斯様な輩共が多数派ではまともな議論など望むべくもない。正に“無自覚な犯罪者”の所業である。
 このまま国民全体が反TPPを叫ばなければ、TPP反対のアクションを起こさなければ確実に安倍首相が“最悪の決断”を強いられると言う事だ!!

 斯様な結末を望まないのであれば何を為すべきか、最早多くを語る必要はないだろう。

 最後にもう一度言っておく。

 日本の運命は我々日本人自身に委ねられているのだ!!

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テーマ:TPP - ジャンル:政治・経済

プロフィール

龍剣 朱羅(タツルギ シュラ)

Author:龍剣 朱羅(タツルギ シュラ)
 Webデザインファクトリー “龍剣屋(たつるぎや)”代表取締役、店主 “龍剣 朱羅(たつるぎ しゅら)”でもあります。
 愛国Webクリエイター
 J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ)会員(№1007778)であります。
 ハードロック&へヴィメタルと格闘技とサッカーとモータースポーツとスーパーロボット大戦をこよなく愛する熱血バカ一代。
 現実では国賊売国奴と二次元では外なる神々、そしてその眷族と日夜戦い続けている男。ネトウヨ上等!  国士上等!!
 浦和レッズの熱狂的サポーター。
 熱烈なバルサニスタ。
 狂信的(?)ロマニスタ。
 軍用航空機(現用機中心)マニア。
 銃火器マニア。
 ギャルゲーも嗜む。(無論エロも・・・・・orz。)
 本質は“漢(おとこ)気至上主義者”。
 でもって典型的“ドS”。

 自称“天然有害危険人物”。

 無論、反中、反朝、反米、反覇権主義であります!!(力説。)

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